2016年2月21日日曜日

ビジネスマンの父が息子に伝える高卒と大卒

ゴロゴロ寝ころびながら、各種ウエブニュースに目を通していると、”ツイッター発信”のニュースも記事のテーマとなって、そこから深堀した(深堀してないけどね)事を記事としてまとめて配信しているニュース的なエントリーを目にして、「はぁ?」と思わず違和感を感じたことを本日のエントリーとしたいので、以下に・・・


高卒と大卒の初任給の違いは「大した根拠ない」 いっそ同じにしてもいいのでは?
キャリコネニュースサイトより
高卒と大卒の初任給の違いは「大した根拠ない」 いっそ同じにしてもいいのでは?
ガジェット通信より

2つとも媒体は異なるが、記事タイトルと内容は同じですwww
掲載日が異なるので、どっちがどうなのかは推して知るべし


2016年2月に発見した最新の記事は確か「スマート ニュース」か何かの記事に載っていたと思うのですが、今回は、見失って探し出すことが出来なかったので、類似内容の記載のモノを上に記しました。

確か、ツイートでは、”Fラン卒の4大生を採用するより、ランク高の高校生を採用して、その4年間を社会人としての教育等に費やした方が有意義である”とあったような気がするのだが、それらを前後しての、記事が関連づけていたかと思われ・・・

とまぁ、ソースはその辺に転がっているのでそれはそれとして、初めて書くが、自分は本業の方では、新人採用に関しての面接の職務も時折履行しているのであります。

女性や男性問わず、パートさんや契約社員、はては正社員まであらゆる人材の面接をとおして求人活動を取り仕切ったりしているのですが、そこで面接⇒採用⇒教育とこなす中での経験則ですが、
「高卒と大卒の初任給の違いは大した根拠ないいっそ同じにしてもいいのでは?」

無理です

いやぁ、中にはごくわずかの確立で、最終学歴にかかわらず人間性で非常に優れた優秀な人材はいるかもしれません。それは否定はしません。

でもねぇ、やっぱり18歳からの22歳までの”無駄”とも取れる4年間と言うものは確実にその人の複層思考を養う良い期間であると考えるのです(個人的にね)

だから、高卒の人は、物事を「単元的」に思考する傾向が強いと感じ取れるし、それ以上は、「複層的」に要するに、3D的に裏面からも思考することが出来る傾向があるのではないかと個人的な感想です。

かの、「藤本 義一氏」がおっしゃっていた名言に人は考える事について、物事を「観・考・推・洞」で思考するべきである。と持論を展開している事に深く共鳴を受けていたのですが。

要するに「観察」、「考察」、「推察」、「洞察」の”見る”と言う事に対しての、それぞれの役目と養うべきものの見方と言うものを解いておられたのですが。

はっきり言って、高卒の諸君はまだ「観察」と半分の「考察」くらいしかできない人物が圧倒的に多い。
かといって、大卒が「洞察」まで出来ているのかと言うと、それは訓練次第で完成された人物は存在しないのですが、その素地と言うか要素は4年の間に組成されているケースが(確率として)多いと思うのだ。

こと、物事をとらまえる、見ると言う事に限定したものではなく、それ以外にもあって、物事の理解力が平面的な物事は理解するが、立体的な理解力に乏しいとか。それが、ひいては成果や結果に多大な影響を及ぼすことも無きにしも非ずで有ったりと。

結局、その4年間は、視野を広げたり、器を大きく形成したりという非常に重要な作業の4年間で有って、もちろん、遊びほうけていれば全くの無駄なのであるが、その辺を意識して努力を図ればのちの年老いた先にもずっと拡張を続けていく事が出来るいわゆる予行演習みたいなモノだと思うのだけど。

と言っても、高卒の人材を多数採用しているので、全くの理想論を語っている訳でもないことは理解してほしいと思いますが、やっぱり、枠組みが狭いのはみんな共通してるで!

「タケ差し」と「メジャー」くらいものの測り方が違うから、やっぱり、一定の効果はあると思う。






だから、給与の差は漠然となく、あってしかるべきだと思うんですけど。

4年間の授業料、ナンボ掛かってると思ってるねん!
予備校も入れたら、相当ですけど。

この記事主はその辺の事考えて書いてるのか疑問ですね。
その分、まずは回収させてちょ~よ