GW中の一休み的に、雨がしとしと降って、たまのお湿りなら結構なんですが、今日ゴルフラウンドを予定されていた方にはお気の毒です。
シーズンイン真っ只中に突入し、河川敷も練習場も大勢の方がゴルフに勤しんでおられます。
昨日の「中日クラウンズ」は、今野康晴プロがおしいところまで行きましたが、最終局面近くになって失速したのが残念です。
懐かしい顔のプロが健闘すると、以前から観戦している私にとっては感情移入しやすく、若い子のそれはそれとして、中堅・ベテランに対する声援も私としてはひとしお熱が入ります。
そんな、今野選手の契約しています「ロイヤル・コレクション」ですが、この度リバイバルとしてかつての往年のブランドを再構築する取り組みを今シーズンから新たに始めたのであります。
SONARTEC「ソナテック」ブランドのラインナップ 再構築
ソナテック・・・?最初聞いた時何じゃそりゃ?
とピンッと来ませんでした。(行きつけのゴルフラボにて入手です)
どうやら、ロイヤルコレクション(以下、ロイコレ)は、BBDシリーズを始めとして、多くの製品を投入し、ブランドメーカーでありながら、その独自性をブランディングし切れずに、ラインナップの多さを若干もてあました状態に陥りました。
大手量販店などでは、相変わらず「製品として」組みあがった状態のギアの数々を販売しているのですが、今回の「ソナテック」シリーズは、部品販売(つまり、ヘッド・シャフト・グリップなど)バラバラでアッセンブリー販売でと言うスタイルを形成し、限られたプロショップなどで静々と販売を開始したのであります。
当然ながら、私も買いました。
「ウエッジ」を購入しました。
以前のエントリでも記述しました通り、ロイコレのユーティリティーを所有していたので、その実戦投入のスペックから貴重な戦力になっており、個人的な信頼を置いているからに他なりません。
ウエッジを選んだのは、56度を普段使用しているのですがクリーブランドの頭とアキラのシャフトをDIYで組み付けた代物を使用していたのですが、そろそろくたびれ感が出てきて、この度お役御免となったからであります。
ただ、同時期発売の「ベティナルディ―」のウエッジもヌググと購買意欲をそそられるウエッジでしたが、右手ロイコレ(ソナテック)、左手ベティナルディを手に持ち、悩みに悩み抜いた結果、右手の勝ちと軍配が挙がったのですorz
勝因として、外観ですが何と言いますか、何の変哲もないシルエットです。
余計な形状が全く無い、きわめてシンプルな造形をしています。
カラーリングも有りません。無色の刻印が押されているだけの、自己主張の全くないヘッドでした。
これが、ベティナルディのそれと比べて、THE USA的な派手なロゴと大きめのシェイプが私の地味な趣向性とシンクロした様でした。
シャフトは、店長お勧めの「ライフル スピナー」シャフトウエッジバージョンです。
ライフルシャフト特有の段差の無いストレートかつスムースなシャフトで見るからに綺麗な真円を形成しています。
グリップはと言いますと、最近ハマっている「イオミック」グリップのイエローを装着しました。
独特のヌメヌメ感が嫌味では無く、しっとりと両手にまとわりついて離れないそのしっとり感が好印象のグリップです。
黄色を選択しましたが、練習を繰り返していても、あっと言う間に「真っ黒」に汚れる事が無く、どんな表面処理をしているのか、技術的に知りたいと言う興味すら覚えます。
以上を、セットアップして56度のウエッジを完成させ、貴重な戦力の1本として新たに仲間に加わったのでありました。
気になる、打感やスピン性能ですが、
打感は柔らかくは無いです。
どちらかと言うと、クリーブランドのCG15シリーズの打感に似ています。
使用するボールにも依存すると思いますが、つかまりが程良いのでしっかりボールとコンタクトを取る事を意図出来ると思います。
ただ、フェースに乗っかってる様な印象は有りません。
スピンに関しては、そうそう、このシャフトの影響大なのですが、56度なのに高くボールが上がらない特性を持っていまして、中弾道で前への推進性を高めた造りとなっているので、距離をロスせず、縦の距離の感覚が合う性能です。
で、中弾道の割にスピンはしっかり掛かっている。
高く舞い上がってスピンが掛かるのは良くありますが、渋い高さの低めの弾道でスピンが掛かるので、少し競技者になった気になって楽しむ事が出来ます。
ソナテックシリーズは、ユーティリティーが本命中の本命ですので、機会が有れば狙ってみたいと思います。
ロイコレが、今回真剣にパーツ造りを企画した入魂の一作のシリーズで有る当シリーズの商品を皆さんも機会が有れば手にとって、その機能美を是非堪能してみて下さい!