2016年2月16日火曜日

自分がグローバルになることと組織やシステムがグローバルになることはどっちが世界で通用するのだろうか?ゴルフに限った事で・・・

岩田 寛プロ惜しかった・・・
トップタイまで並んで最終日最終組でプレーしてましたが、先週の松山秀樹プロに続いての二週連続の日本人USツアー優勝か?

ゴルフネットワークのサイトより

とワクワクしてTVを見ていましたが、最終16番ホールあたりから運に見放されだして不運の連続のままに14アンダー4位タイでフィニッシュとなってしまいました。

残念(´Д⊂グスン

日本でのレギュラーツアーの制約をかいくぐってでもアメリカツアー出場の道を選択したその意思は称賛に値します。

けして褒められたものでない、半ば嫌がらせともとれるような「縛り」をわざわざ設定するあたり、らしいと言えばらしいのですが。

どうも、団体に所属して現役時代にさしたる実績が無くとも、なんでしょ?事務的な?調整能力的な?ゴマすり的な?迎合志向でその組織の上級職なり役員や幹部なりに登って行って、現役世代の大きな足かせとなっているのは、ゴルフ界に限らず、どこにでも存在するのでは?と感じ取ったりするのでありますが。

それ自体が日本だけの枠組みの中での事で済めば良いのですが、こと世界と比較して世界を相手に組される団体の場合、それは過大なる足手まとい以外の何物でもないと思うのですが、皆さんはどう思いますか?

くだんの岩田選手の場合でもドンドン世界に挑戦する現役をバックアップしてあげるような器の大きいところを見せれば、ファンの拡大やすそ野の拡張にやがては繋がると思うのですが、それを反対に妨害するような狭量の持ち主の巣窟の様であれば、ますますシュリンクしていくぜ!と言いたいところなのであります。

まぁ、興行(ビジネス)と理想の乖離は、きれいごとだけでは済まない部分も多分にあるので仕方ないかとも思ったりはしますが、今回の成績の様に大健闘する力量があればこそ、その後ろ盾はなお一層フォローしてあげると全体が盛り上がるのかと・・・

何度も何度も繰り返してしまうように、ほんとにこれら一連の動きは一ゴルフファンとしてほんとに惜しい采配をしているとかえすがえす残念でならないのです。

もっともっと世界に挑戦する現役を増量させて、落ち着いたら日本の環境でフィードバックを沢山してもらう方が将来どんなに有益かと考えてしまうのです。

おっと、アマチュア選手などは世界を舞台に戦ってるぜ!
などと言った突っ込みは今エントリーのテーマに於いてはお門違いですのであらかじめお断りしておきます。

あくまでも、プロとして組織や団体に属した上でのその意思や自主性を後押しするシステムが欠落している団体や考え方が不足しているとこのエントリーでは書いているわけです。

サッカー界の様に、金銭の条件が組織や個人に分配されて世界へ飛び立つシステムとは大きく異なるのも比較のしようのない要因なのかもしれませんが、制約を設けて海外挑戦をしにくくするのはゴルフ界と陸上界とあとどっかあります?


所属した一員のまま、勝手なふるまいをしたければスタンドアローン型で独立して行動すれば良いのでは?
と言うのとも少しニュアンスが異なります。


ゴルフの人口問題:2015年問題から「18-23問題」へ
JGJA:任本ゴルフジャーナリスト協会のサイトより


そんなこんなで、その狭量なシステムしか引けないのであれば、すそ野を広げること、業界を盛り上げる願望を持つことを中止にしてちょ!
と言う事。

望む理想と実際の施行が180度相反していると思うのだ。



業界全体がビジョンをもたないと!
ALBAより引用:タケ小山氏のリンクです

上のリンクページから本文を参照してください。
みんな考える事、だいたい一緒ですね。

わたしは素人考えですけど、タケ小山氏はもっとロジカルに説明してるので参考になりますよ。

いずれにせよ、規制緩和や構造改革を経済活性化の推進策の一つとしているならば、こういった硬直したシステムももれなく組み入れて手を突っ込んで欲しいところです。

政治の介入はなかなか出来ない制約があるので、冗談ですけど・・・

はあー・・・

周りを見渡せば、制約ばっかり。

あ、自分はグローバルになる事は見切っていますので、制約まみれの中で生活しています。よ。

おっさんは、どーでもいいんだ。

世界を目指す若いもんがんばれ!