大会初日の快晴が心地よいゴルフ日和の「つるやOPEN」へ観戦に行きました。
今年は、松山選手が不参加とあって、アスリート的な趣の観戦意欲はいささか後退しましたが、
それ以外は例年通りの顔ぶれとあって、シーズン序盤のまだ、それほどガツガツしていない選手のプレーを堪能してきた訳です。
お休みを頂戴して、初日の観戦に赴いた訳ですが、私の好きなポイントは、2か所有ります。
一つは、写真に有るようにギャラリープラザでの食事と飲酒。紙コップの「生ビール」が殊更うまい!
二つめは、練習レンジの場所です。
ここは、流石に写真撮影NGなので掲載する事は出来ませんが、各有名選手が入れ替わり立ち替わり練習をされるので、「目で見て盗む」またとない機会となる事が最大の楽しみであります。
プロのショットは、流石に「打音」が素人の「それ」と全く異なり、「弾道」も同様に生で見る事が希少な光景であります。
ショットに関して言うなら、まるで「ムチ」を振っているかのように、撓る音が心地よいサウンドを奏でます。
アドレスから、テークバックへ移行する際も、Y型に構えたそのポスチャーが全く左右へ動く事なくスムースにトップを迎えそこからインパクトは気づいたらクラブが振りおろされて。
勿論、顔はインパクト以降も「残ったまま」でフォローへ掛けてようやく顔が飛球を追いかける様な動作。全てが一連となってどこの部分を取ってもぎこちなさが無い事が共通する動作で有りました。
よく、素人のレクチャー好きは、「お前、腰が回って無い!」等としゃくし定規に指摘するのが定石ですが、これらプロのスイングを見れば、腰を回す←能動的にでは無く、受動的に回っている。
この表現が適切です。
何故なら、無駄な動作は極力割愛し、如何に効率よく「シャフト」をしならせ「クラブ」に仕事をさせるか?これに尽きるからです。
けして、ボールを打ちにいく様な動作は無く、「おごそかな」静寂の動作の中から「クラブ」に効率よく弾いてもらう事。これを主眼にスイングを構築している様が見て取れました。
例えて言うなら、7番アイアンのソールが垂直かつ水平にソールが地面に接地するインパクトいわゆる「パンっ」と土の地面で鳴らす事の出来るアマチュアは、いないと思います。
人工芝は少々ダフッテも何とか打ちこんでいる「てい」を演出でき取りつくろう事が出来ますが、
ソールの着地する音が「土」と「人工芝」では難易度が雲泥の差であるのです。
そこまでが理解できるようになると、やれ「シャフト」だの「ライ」だの「ロフト」だのと探求すればますます奥行きが出て面白くなる事請け合いですが、練習場で、アイアンのシャフトを「ムチ」の様な音を立ててシバけるプレーヤーはまぁ滅多に見る事が出来ません。
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技術論はさておきまして、今回の大会で、「ボランティア」の方がプレーの進行をサポートするべく如く鋭意献身的に働いておられた訳ですが、そこで、「あほ」な親父がいまして、ロープを開けて向こうへ行かせろ!いや行くべきタイミングでは無いです!の押し問答をしていて、ドスを利かせたつもりで「やから」を入れて吠えていたのです。「どんなけ、発火点低いねん!」
奥さんと2人連れでしたが、「おばはんもさとせよ!」と間近で見ていた私はそう思いました。
まだまだ、初日ともあって、ボランティアも「浮足立って」おり運営の手順が曖昧でしたが、ギャラリーのモラルと共に成立する事で有ると思ったのですが。
久しぶりに下らんおっさんを見てしまいました。
「関西での開催ではああいう人多いんですよねぇ・・自分さえよかったら良いと言う人」と、その文句を言われていた運営側のあんちゃんはのたまっておりました。
「恥」ですわ!はっきり言って。
いやぁ、ルール守られへんかったらくんなよ。と周りのギャラリーは全員思っていたと思います。私は当然思っていました。
あとは、ギャラリープラザの「生ビール」の紙容器が昨年より一回り「小さく」なっていたと思います。
消費税増税の煽りがこんなとこまで・・・
お前もか!!私は見逃さなかったですが。
容量計算までしていないので正確な数値までは把握してませんが。
少し、マンネリな感じが見る側としてしてきたので、更なるイベント性の追加がそろそろ必要な時期なのではないでしょうか・・・
なんて感じた「つるやOPEN」でした。