2014年12月30日火曜日

ケルヒャー・スチームクリーナーはやっぱさいこーだわ!コスト3倍でも性能5倍で耐久性限りなく!

「仏の顔も三度まで」という言葉が有ります。

去る11月29日に堂々と送り出した「アイリス オオヤマ」の「ハンディー・スチーム・クリーナー」のくだりですが、先日自分もご多分にもれず「年末の大掃除」に向けて、やおらスイッチを押しました。

そうです、前器からの故障の連続によって、「四代目」がスイッチオンしても、「プスス」と言って蒸気を噴霧しないのです。

「・・・」

「・・・またか?」

またしても壊れたのですorz

当初購入マシンから数えて、四代目に当たる、「ハンディー・クリーナー」が壊れたと有っては、もう交換する気すら起こりません。三度も我慢しましたが、四度も我慢できないのがその理由であります。

だからと言ってこの場でその腹いせに下げる気も無いので、そっとケースにしまいこんで「お役御免」確定と相成りました。

で、11月29日の胸を張ってのエントリーを何とか取り下げる訳ではないですが、意に反して、地味にアクセスがそこそこ出っ張っているので、これは誤解を与えてはまずいと思い・・・
微修正と言いますか、そんなこんなの「仕切り直し」の心境になったので今回のエントリーにしたいと考えました。

ケルヒャースチームクリーナー SC1.040

購入に至るまで、シャークスチームクリーナーやら、アイリスのハンディークリーナーの上位機種や、その他色々ネットで見比べておりました。
楽天サイトから、予算1万円程度のタイプで購入を試みようと思ったのですが、冷静に考えると、今日直ちに今大至急手元に欲しい(それもこれも壊れるからなのですが)状況に、ネット注文ではそのタイムラグから下手をすると、年明けの掃除の気力も無い様な時期に自宅に届きそうな予感がしたのです。

そんなこんなで、掃除の当日に急いで近所のホームセンターで代替商品を購入に走ったのです。


店頭で鎮座しているそのケルヒャーのスチームクリーナーは、1万6800円(税別)となっており、アイリスのそれの約3倍の値段となっている事や、これで、アイリスの時の様に何回も何回も機能不全に落ちたら悲しい物が有るなぁ・・・
と現品を前にして様々な思いが頭をよぎったのであります。

ですが、ケルヒャーと言えば、わが事業所で「高圧洗浄機タイプ」が約5年以上、一切の不具合も発生せずに機嫌よく働いている事を思い出し、すわ、それならばと購入に踏み切ったのでありますよ!
先日のエントリーでUPした「ツアーステージ」のドライバーとほとんど値段変わらんやん・・・等と言った涙目はこの場では内緒にしておきます。

アイリスvsケルヒャー・・・比較してみる

ここで、動かなくなった、アイリスのハンディースチームクリーナーとケルヒャーのスチームクリーナーを比較してみたいと思います。


ざっと見た感じの大きさの比較としては、ケルヒャーのSC1.040の方が2倍と少し大きい感じがします。

◆仕様比較

ケルヒャー SC1.040 アイリス STM-304W
消費電力 1500W
1000W
スチーム圧力 0.32 Mpa 噴射圧力 3気圧
加熱温度 139°
100°
タンク容量 1.0L
0.3L
加熱時間 約6分
5分
本体質量3.0Kg約2Kg
連続時間約20分約12分
電源コード長約3.95M3M
ホース長約2M約1.2M
本体寸法381X250X260mm310X130X240mm
実勢売価16,800円(税別)4,980円(税別)

◆実際に両マシンを使用してみて・・・

◎消費電力の差が、500Wの違いが有ると言うのは、当然出力の差に反映されるので、単純な性能比較は出来ない事は、前提として記しておきます。

が、

端的に言うと、噴霧の量が約3倍程度異なり、ケルヒャーの爆発的な噴霧は、集合住宅で有れば「火災報知機」の「煙感知」が作動するのではないかと錯覚するくらいのすさまじい「蒸気」が湧きあがります。

その、圧倒的なパワーの違いは、汚れのこそぎ落しにも見事に反映されるので、結果、作業時間の短縮、引いては消費電力量の差の縮小となり、相殺して考えると消費エネルギーに関しては両機ともに優劣が付けがたいと思います。

今までの、アイリスの噴霧パワーに喜んでいたのは、何だったのか?
そんな印象を最初から受ける事が出来ます。

◎次に、流石だ!と感じた事は、本体を挟んだ「電源コード」と「散水ノズル」の長さが非常に取り回しにとって便利な長さで、アイリスのそれは、絶えず延長コードが必要であった事に対して、このケルヒャーは室内に於いてなら、余裕のレングスで有ります。
この事も、作業性の向上に一役買っているかと思います。

◎気になる、本体自体の大きさですが、ケルヒャーの方には、あらかじめキャスターが付属で付いている為に、1キロの重量差は、あまり関係有りません。
肩に担ぐようなシーンが少ない事と、先に書いたホースが長い事が影響して「届く」からなのです。

◎後は、購入した人にしか分かりませんが、「水」と「蒸気」「圧力」これらをまとめて「封し」するのは有る一定水準以上の「技術」が必要であります。
本家、ケルヒャーの各種「封し」に関する「パッキン」や「封冠」の細部にわたる密接具合は、これは製造者の設計力の賜物かと観察して見受けられます。

◎一つ残念なことを上げるとするならば、そのケルヒャーの「デザイン」これが日本人の好みそうなディテールになっていないと個人的に思います。
室内に於いては、なかなか他の家電製品とは違和感を放ってなじんでいないのが少々残念な所で有ります。

◎しかし、本来の訴求している性能を淡々と謳った通りにこなしてくれる事に関しては、費用対効果の面でいえば「文句なし」のマシンです。

このエントリーを読んで、試してみたい方は是非!「安物買いの・・・」にならないように思い切ってマストバイ!で有ります。

思わぬ副産物としての使用方法を発見したので、後日談として以下に記します。

マンションの様な機密性の高い「お風呂場」で掃除をするべくケルヒャーのこのスチームクリーナーで締め切って掃除を始めると、あまりの上記の凄さで「赤かび落とし」は勿論のこと、ちょっとしたサウナ効果があって全身から汗が噴き出して止まりません。

そうです、発汗作用を同時にゲットできるので、汗だくになって風呂場が綺麗になってそのまま水風呂へ「ぴょーん!」とすると更に爽快感ゲット!なので有ります。

表面的な汗では無く、体の芯から出てくる汗が感じる事が出来るまでその時間、およそ5分。

10分もすれば匂いのしない汗が吹き出し、体の毛穴の汚れも浮き上がる効果を実感できるのであります。

「一石二鳥」の副産物発見の瞬間であります。

これは、すごい!!