2016年2月29日月曜日

そこのあなた!なぜゴルフクラブを買いそろえる時にドライバーから買おうとするんですか?

ようやく三寒四温で寒い日が少しと暖かい日が多くと・・・季節の変わり目が春へと近づいて行ってるような気がします。日もだんだん長くなったしね!

さて、いよいよ本格的なゴルフシーズン到来に向けて、不肖わたくしの周りでもゴルフクラブの新調をしたぞ!てな具合のお知り合いがグングン増加するのもちょうどこの季節なのです。


当ブログのエントリーでも再三ご案内しています、ゴルフプロショップの店長に教わってからと言うもの、いや、本来的に昔から好きだったような気がするのですが、パターやウエッジがことのほか好きで、もちろん下のクラブの重要性もレクチャーを受けてからなおの事より一層その役割にフォーカスするようになって久しいのですが・・・

最近も私の仕事上のお知り合いの方が後のアイアンやパターは古いままに(旧溝の年代物)ドライバーを新調したよ!的なお話を聞いて。あぁ、今回の話をブログのエントリーにしてみようと思い立ったのでありました。

表題にしているビギナーよ!と言うのはあまりにも私が言うのは僭越なのですが、比較的ゴルフの歴が浅い方に非常に共通している購買動向だと個人的に思っています。

ゴルフクラブを買いそろえるプレーヤーは、とにもかくにもすぐにドライバーの購入から入ろうとするのは一体なぜなのでしょうか?

思うに、コンペなどを想像して、まず最初にイメージするのがティーグラウンドに立った自分を想像して、囲むように同伴者や後続者に見つめられてファーストショット、いわゆるティーショットを打つ姿だけを想像しているのだと思います。

これは、ゴルフの観念として様々な媒体がゴルフの本質を伝える事を誤っているからだと理屈っぽく考えるとそんな分析が成り立ちます。

ゴルフの本質は、ボールをカップへ入れる競技で、その掛った打数の少なさをスコアとして評価するスポーツである。

この一番大事な革新的なところをやかましくくどくど解説する媒体が少ないからだと思います。

ゴルフの本場である欧米では、皆さんもご存じのとおり初心者は一番最初にパターの練習から初めて、次にグリーン周り、そして少し離れてアプローチ。最後にアイアンショットやティーショットの練習と進み。日本のレクチャーとは(レッスンを指すのではない)全く逆なのが非常に興味深い。

例えは変ですが、「大学に入るまでが大変な日本と、入ってからが大変なアメリカと」このような順番が逆の事例には注意深く探せばほかにもたくさんの事例があるかと思います。

別に海外を引き合いに出して云々と言うわけではないですが、ゴルフの本場は欧米で有るので、海外の比較もその正当性が一部として有るのかもしれません。

さて、話はそれましたが、
われわれサラリーマンが、毎月の少ない小遣いの中でやりくりする際に、ドライバーは一本で購入可能で、尚且つその派手さゆえに、費用対効果を獲得したような錯覚に簡単に浸れるからなのかも知れません。

何を隠そう、14本のクラブの中で一番打つのが難しく難度が高いギアと言うのは・・・
それは「パター」である。
と言う事を多くのプレーヤーは知らないことがこれらの最大の原因なのかもしれません。

私の嫌いなゴルフの言葉で「パターに形無し」と言う教えがあるのですが、当ブログをお読みになっている賢明な読者の皆様はその言葉を鵜呑みにしないでいただきたいエヘン!

パッティングが最大の難易度の高さで且つ再現性が最悪に悪いのである。

そもそも、アベレージゴルファーの多くは、パッティングを簡単に考えすぎているきらいがあって、18ホールで毎回100%登場する(チップイン以外)ギアであるが、スコアに直結する唯一のゴルフクラブであり、そのフォームと来たら毎回毎回構えやストロークが違うんですけど・・・
って言う人はけっしてゴルフのスコアが悪い(´Д⊂グスン

「パターに型有り」なのである。

両腕から吊り下げたパターの腕で五角形を作ってその面をねじらない様にまっすぐストローク!など顕著な例であるが、それって、実はパターのレングス(長さ)があっていないだけなのである。

基本の構えは、両脇を軽く締め、ひじは150度位に曲げて、背筋を伸ばして左足に体重を置いて、ボールはひだりキン○マの位置にセットして、背骨を意識して両肩で始動を開始し、パターヘッドは右足よりはみ出ない所まで。そこからボールをコイン2枚分の地面からの高さで保ったままヒッティングして左足つま先までヘッドを押し出すようにフィニッシュしながら、顔や頭は動かさず左目だけで転がりゆくボールを追いかけてカップに入るまでボールの跡地を見つめ左耳でカップインの音を聞くように心掛ける。

型あるやん!!ね?

この一連の基本から、それぞれ個人的にアレンジを施して、改良したり改善したりして自分にマッチした動作などを探し出すのに何年かかるか!

ご自身の自宅でもパターマットがあれば、是非毎日5分でも10分でも良いので練習してみてください。

上に記した動作で簡単にパッティング出来るようであれば、それは構えやストロークが間違っています。

真のパッティング練習は、本当に汗だくになるから!ぜひ!



あ、パッティングの話ばっかで肝心のパターに関して話が出来なかった・・・
次回に持ち越しで・・そればっか