クラブハウスまで駆けつけました。
朝の5時半に出発して。
現地に到着して、クラブハウスで待機する事2時間。
まるでスキー場のロッジにいるような景色に、
なすすべなく待機を続けました。
会の集まりでしたので、ラウンド出来ずとも、
社交の場に変更となり。
と、まぁこんな一日の滑り出しで始まった訳ですが。
今回を含めて、3回目です。
雨、雨、雪
どうしたのでしょうか?
2013年までは、完全なる「晴れ男」を自認していたのですが、
ここ最近100%コンディション不良・・・。
従来の予定通りに、ゴルフラウンドをこなしていれば、それなりのちなんだテーマとなりましたが、
件の通り、クローズでプレー出来ていないので、本日のテーマを急遽変更する必要が出来た訳であります。
パターグリップのインプレッション
以前、グリップのテーマを展開した訳ですが私の想像以上にアクセスが有り、(けしてほめられたような考察の深さは無いのですが・・・)
意外とグリップの話題に興味のある方いらっしゃるのかなぁ。
と思い。
前回の表明通り、グリップでもパターのカテゴリーに絞って記述を展開して進めていきたいと思います。
私の、今一番お気に入りで装着もしているパターグリップはと言いますと、
★PING ブラックアウト のパターグリップであります。
![]() |
このグリップは、スタンダードタイプです |
ブラックアウトのグリップは、タイガーが大学時代から使用しており、そのグリップは、変えることなくタイトリスト→ナイキになってもブラックアウト一筋であるのは有名な話です。
脱線ですが、マキロイも石川遼ちゃんもメーカー変えてから不調になりましたが、
マキロイはパターも含めた全てをメーカーごと変更したお陰ですね。
石川選手は、パターのメーカーは変更していませんでしたが、
ヨネックス→キャロウエイにパター以外を変更して調子を崩しました。
マキロイの不調の理由はメーカーの全変更でと推察出来ますが、
石川選手は、ヨネックスと刻印された千葉文雄氏(日本の名工の4人のうちの1人)が作成していたので、よしんばキャロでロジャーが監修していたとしても(定かでないですが)、
千葉サンのミーリング(と言うか研磨)に勝てるわけが無い訳で・・・。
千葉サンの研磨の特徴は、フェースからホーゼルまでの懐を削る事と、ソールの抜けの良さを狙った研磨が上手く、
アドレスすると、スコアラインが(13本なり15本の)目標ラインに対して垂直にキラッとひかり、ラインだけ浮き出る魔法のテクニックを持っている。
キャロに行ってから千葉サンの手から離れたと聞きましたので。
周りのスタッフもトータルで判断できなかったんでしょうか?
千葉氏は、かつて賞金王を取った片山晋呉のアイアンも作成しておりました。
NIKEの初代Cciアイアンを使用していました。
量販店のそれとはまるで似て非なる作りでした。
当然、石川選手、パターだけ変更なしと選択しても、セットのフロー全体が狂うのであんまり効果が無かったみたいですね。
そういう意味でいえば、タイガーウッズのパターグリップの無変更と言うのは天才のみに理解できる選択肢だと思います。
→大学からプロへデビューしても調子を大きく狂わさなかったと記憶しています。
パターグリップの続きへ。
(独断と偏見調べでお送りします)
[ゴルフプライド]
★Niion ニオンパター
(台湾製)
形状は、ブラックアウトと同等の形状をしており、素材がほんの少し違うのか、手触りが微妙に固め
カラフルな6色ラインナップから好みのチョイスが出来るのが好印象。
私は、黄色のグリップをテーラーのブレードタイプに刺していましたが、ヘッドの重みを消す事もなく、汚れにも強い為好きなグリップです。
ブレードタイプのヘッドとの相性は問題ないみたいです。
がマレットにも合うマルチなグリップです。
★GPSP プレイヤーズラップ
(台湾製)
ニオンを基本にバック面にスリットを入れ外形を110%太くしたグリップです。
重量が、ニオンに比べると20g重い81g(メーカー公称)となるので、ヘッドの重みが相殺され、リズムでパッテイングするのではなく、手のフィーリングでパッテイングするプレーヤー向けになるかと。
スリムなブレードタイプのヘッドに使うのは避けた方が良い結果になるかと。
★ツアートラディションパター
(台湾製)
ニオンより気のせいベースでしっかり握れるグリップ。
重量は58g(メーカー公称)
ニオンより3g軽いので、ヘッドの重みを感じられ、スリムなブレードで繊細なタッチが好みの方には向いているかと。
★V-RAD
(台湾製)

レッド・ブラック・ホワイトを使用していました。
重量81g
独特のねっとり感が滑る事もなく。
ヘッドの重みが消えるきらいはありましたが、しっかり握れるので、フェース面が意識しやすく変わりにくい感覚が有ります。
[ラムキン]
★クロスラインパドルラバーパター
ブラックアウトに固定する前は、このグリップを長年使用していました。
マレットタイプ良し、ブレードタイプ良し。
太さと硬さが最高でした。
谷口選手が長年使用していた事でも有名です。
[イオミック]
★クラシック パター
(日本製)
ニオンよりはるかに軽い50g(±2gメーカー公称)
形状は、ほとんどストレートなので右手と左手のグリップ時に段差が出来るので
よほど、両手のシンクロが出来ている人でないとそれぞれの手の押し出しのスピードが愚一になる感じのグリップです。
カラフルなので、刺していると可愛いです。
[スーパーストローク]
★ウルトラスリム 1.0 スプラッシュパター
(中国製)
レッドを使用していました。
USPGAの流行りを受けてまねた記憶が有ります。
高野豆腐をサランラップでくるんだようなホールド感で、実戦向きではなかったです。(私だけ)
同伴者の注目を浴びるのは効果が有りました。
[PING]
★ピン ピストルコードパター
(中国製)
ブラックアウトの進化版ですが・・
ゴルフプライド製との足して2で割った感じで特徴なし。
★フィンガーロックパター
(中国製)
縦に上から見るとラグビーボールの様な形状で、太さも丁度良く包み込み感が心地よいグリップです。
ただし、外れを引くとゴムの匂いがきつい。
★ピン AVS パター
(中国製)
製品に最初から刺さっています。
グリッププレッシャーの強弱を受け止める性能が高く、強く握れば柔らかく、軽く握れば硬く、良く出来たパターグリップです。
元から刺さっている物に関しては、相性をとやかく言う必要は無いので割愛します。
嫌いではないです。
[スコッティ キャメロン]
★カリフォルニアシーミスト パター
(台湾製)
ダンシングキャメロンロゴが可愛く特徴的で、純正で刺さっている事が多い為、相性は最適でしょう。
あえてリグリップする人は少ないかと思います。
★Baby T パター
(台湾製)
ゴム感が気持よく良く出来たグリップだと思います。
私は、普通でした。
★ダンシングコードパター
(台湾製)
コードが入っている為、ホールド感がしっかりしており太さも丁度良い太さで、しっかりヒット、やさしくタッチ。両方のパッティングに適しているグリップかと思います。
5本の指に入る好きなグリップです。
今から振り返ると、パターだけのグリップも沢山換えたなぁと改めて再認識されますね。
ふぅ~。