2014年8月20日水曜日

怒鳴り、喚き散らす指導者はろくでもない!!の件(くだり)

 最近、「あれ?消したっけ?」「閉めたっけ?」と言う確認を何度も何度も戻って繰り返すようになったわたしですorz
以前から心配性なのは持ち合わせていましたが、再び降臨したみたいです。
でも、失火したり空き巣に入られるより全然マシなのであまり深刻には捉えていませんが、引き返す手間が邪魔くさい・・・

所で、本日のエントリーは「児童ゴルファーへの体罰問題」なるWEB上の記事を読んでひとつ。

事例として挙げられていたのは、近年児童を対象にした「ゴルフ熱」の加速で、各種大会に父兄同伴で参加がかなり増加している背景が有る。
そこで、競技会の経過や結果に満足しなかった同伴の父兄が罵詈雑言と共に叩いたりする行動が度が過ぎてきている現象が顕著になって来たとの事。


・プレーに激怒した父親が、手にした雑誌を丸めて児童の頭を酷い勢いで叩く
・スコアに納得していない父兄が、プレー中の児童を残してゴルフ場を後にして帰宅
・アテスト後のロビーで叱責(人目をはばからず罵詈雑言)
・ゴルフ練習場の打席の後部のシートに腰掛けてスイングに関して罵詈雑言
・などなど

私も、当初のエントリーで、わが愚息をゴルフクラブへ入門させた経験が有りますが、確かに、一時的に「カッと」成る事は有りましたが、暴力は勿論無く、ましてや「早く歩け」等の関係するフレーズ以外は暴言を吐いた事は経験として有りませんでした。




この、一連の記事を読んで、結果的に泣きながら練習を続けている児童や、泣きながら謝る児童など想像すると何だか悲しくなってきます。

◎トンビが鷹を生むとでも本気で思っているのか?

あの松山秀樹選手でさえ、親父さんは日本アマのトップに君臨した時期が有ったと言うのに、ことアマチュアのローハンデの親に指導された児童が想像するマキロイやタイガーになれる訳も無く・・・

「野球」や「ゴルフ」更には「演劇」など・・
おこる指導者(厳密には切れる指導者)ほど言葉のボキャが足りないから怒りと言う行動になってしまうので、その「語彙不足」を恥じるのは指導する立場の人間であると私は勝手に思っているのです。

「指導者」「リーダー」「キャプテン」「部長」は、(切れたらあかん!!)
これは何事においても鉄則であります。

例えば、長谷部選手は切れないで根気強く対人向き合ったからあの立場が約束されたと思いますし、ちょっと他には思いつきませんが、「原監督」しかり「中畑清」しかり「松下幸之助」しかり「西郷隆盛」しかりちょっと話が大げさになってきましたが・・・

人目も気にせず「切れて」はいけません。それは「指導」では有りませんから。

とまぁ、本日も勝手に自分ひとりで熱くなっているのですが、

そもそも論で申しますと、ゴルフの様な、遅筋を使用する(いわゆる白筋)メインのスポーツに、速筋(いわゆる赤筋)の比率の多い児童が望んでいた場合、それは完全にお門違いの目論見で有ると推測されます。

かつて、一昔前、今はどうか知りませんが、かの共産圏の国では、生まれてしばらくしてから、小児が「遅筋」か「速筋」の持ち主かどうか医学的に調べ、それぞれに適したスポーツに振り分けオリンピックに臨んで結果を出していたと言う歴史が有ります。

で、「遅筋」メインで有れば「速筋」を増やすメニューを重視し、その逆もまたしかり。
くだんの、親御がそこまで配慮した上で、児童を「星一徹」の様に振舞っていたとしたら、何ら口を挟む余地は無いかと思います。が、決してそうでは無いと思います。

◎プロになれるかなれないかは、17歳と18歳のトレーニングの仕方が、非常に大事になる。

一般論ですが、小学生や中学生のプレーに激怒するのはやめにしませんか?
大事な時期は、高校3年から大学1回生や2回生頃の2~3年の間です。
体つきがほぼほぼ確定するので、ここを将来を見据えたスポーツ種目に則したトレーニングを重点的に取り入れる事が大変重要。
神童等で小さい時に騒がれたりした子供が、成人前に大失速するのはそれが事例の一部でも有ります。

生物学的、スポーツ科学的に幼い場合の我が子を俯瞰して応援する様にして行きましょうよ!

※※※※


日本中、
何百というチームを見てきたけど、
子供達を怒鳴り散らしている
指導者ばかり。

怒鳴らないと理解してもらえないほど、
私には指導力がないんですと、
周りに言っているようなもんだよね。

そんなことも、わからないのかね?

恥ずかしいというか、
あまりにもひどすぎるよね。

そりゃぁ、
叱らなければいけない時もあるよ。

でも、試合中、練習中、
最初から最後まで、
怒鳴ることないよね。

その情熱は、
素晴らしいと思うんだけど、
方向が間違っているよね。

それだけ情熱があるのなら、
もっと勉強して知識を身につける
べきだよね。

もっと怖いのが、知識はあるけど、
その知識を間違って使っている
指導者だよね。

どちらのタイプの指導者にも、
他人の大切な子供を預かるんだから、
最低限の知識を身につけ、
知識があるのであれば、
正しい方向に使ってほしいよね。

このことを、
声を大にして、
お願いしたいし、
そろそろ「気が付いて」ほしいね。


自分に甘くそして、優しく、
子供達に厳しい指導者は
要らないですよ。

たばこを吸いながら、
ミーティングをするのは
止めて下さいよ。

練習中に、
煙草すら我慢できない弱い人に、
何が指導できるんですか?

昼食に、ビールなど、
アルコールを飲んで
練習するのはよくないですよ。

夜まで、アルコールを我慢できない
自分に甘い人が、
子供達に何を指導するんですか?

不思議ですよね?

子供達を指導する前に、
誰かに指導してもらってください。



桑田真澄

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子は親の背中を見て育つ
といいます。

子供に何を教える場合は、
自分がそうなっていないと
おかしいですよね。

まずは、自分を見直すところから始めたらどうでしょうか

                                      ※引用元:魂が震える時より