「音楽業界不振」でググっても様々なニュースや投稿が有象無象に溢れだし、世界的に深刻になっている様が見て取れます。
なぜ、この様なエントリーに今回選んだかと申しますと、「ナインティーナインのANN」が20年の歴史に終止符を打つと言う発表を受けて、その最終宣告の放送を「ニッポン放送」で聴取したいなぁ等と思ったからであります。
引用:NAVER まとめ より |
しかしながら、先般のエントリーで記したとおり、「ダンシャリ」の行事により、ラジオを聴く機器が我が家から姿を消し、どうしてANN(オールナイトニッポン」を聞いたろかしら?と試行錯誤をしておりました所・・
!!
i Phone で「ラジコ」があったなぁ!
と思い出し、
早速、「ラジコ」アプリをインストールしてみたのです。
しかし、私の探し方が良くなかったのか、ダウンロードした其処にはどこにも「ANN」を聴けるニッポン放送のチャンネルが有りませんでしたorz
仕方なく、呆然としていますと、どうやら件のANNは「矢部氏」のみの引退となり、オカムラ氏一人でソロで放送を続ける事が分かり、当分しばらくは、他の聴取方法を探す猶予が出来たので一安心した訳であります。
所が、この「ラジコ」を探しているというか、もっと他によさげなアプリが無いかしら等とウロウロi Phoneを触っておりますと、何とラジオの無料視聴のアプリがザクザク出てくるではありませんか!
中でも、アメリカのFM局を中心とした、音楽のカテゴリーごとのまるで有線放送の様な(就活の時受けに行きました)アプリがワンさと出てまいりました。
中でもお気に入りとなったのは、
80年代のアメリカの「ロック」を中心とした放送がストリーム放送で聴取できるアプリが有ったので、早速ダウンロードです。
私の様な、40代ど真ん中には、とても心に応える内容の選曲が多く、かつての青春時代を思い起こさせるには十分すぎるラインナップで楽曲を放送してくれます。
その、アプリの中でも特にセンスが冴えていたのが、80S Radioで、その番組の中でも特にエキサイティングなチャンネルはと言いますと
「80S 80S 80S!-SKY.FM」です。
なんとまぁ、出るわ出るわ・・・
※ジューダスプリースト
※モトリークルー
※ドッケン
※ヨーロッパ
※ラット
ウォーレン.デ.マルティーニのギター最高!
※ボンジョビ
※ZZ TOP
※ポイゾン
歌は大した事無いけど、ギターのバッキングにキャッチーな物が多い
※ナイトレンジャー
※デフレパード
※AC DC
※ガンズ&ローゼス
アクセル.ローズのiQ160が羨ましい・・・180やったかな?
※などなどなど
盛りだくさん
この時分のボーカルは、唄の上手い「椿 鬼奴」みたいな歌声がホント多いけど、そのへんも、味なのです
やっぱり、黄金期ですわ!
ど真ん中のテンション挙げ挙げの曲が洪水のように溢れてきます。
ここで、目を転じますと、モアアクセスの永江氏のブログにもエントリー化されており、分析をされていましたが、そこでは、車(ドライブ)とオリジナルトラックの作成の必要性の低下等を中心に需要の低減分析されておりましたがいつもはフムフムと事有る度に同意をしていたのですが、今回ばかりは多少私の見解は異なります。
冒頭の、「音楽業界の不振」は、これはどういうのでしょう、最近の音楽は一言で言うと、テンポが速すぎて、何を言ってるか分からない。
要するに、
◎字幕付きで無いと歌詞が見えてこない
◎ダンスメインで歌詞が心に響かない
◎ボーカル以外の楽器が、真似をしてみたいと言うインスパイア性が無い(そう言う人がいない)
何を言っているか分からない「歌」は聞くに値しない。
と言う事だと思うんです。
確かに、上に挙げた洋楽は、英語が完全に歌詞カード見ずに理解できるほどバイリンガルでは無いですが、リズムやテンポがきちんと耳で受け止めれる、いわゆる「歌詞が聞き取れる」←ここ大事
で、月日を重ねる毎に、歌のスピードが上がりボーカルは踊らずには手持ちぶさたになって来たから更に過剰に踊りだし、ギターやドラムはPCで再現するのが当たり前に成って来た。
これが、陳腐化に拍車を掛けて音楽ファンが一部を除いて離れて行った事が大きい。
とまぁ、洋楽の講釈はほどほどにして、これのお気に入りとなってしまった、i Phoneのアプリですが、どうも純正だと、今一つこう臨場感が不足している気がしたので、なんか打開策は無いかと、色々捜索していますと、有りました。
◎「紙コップとトイレットペーパーの芯で作るスピーカ―」
早速、トライです
①まず、紙コップ100円(税別)×2個とトイレットペーパーの芯、カッターナイフ、マジック、ハサミを用意します。
②次に、センター部分に来るトイレットペーパーをほぼほぼ中心の位置を見計らって、i Phoneが刺さるように長方形にカットします。
ここでのポイントは、実際のiPhoneよりごく小さく切る事です。
i Phoneを押さえながら、マジックで線を描くとi Phoneが黒く汚れるので、それにも注意してください。
で、写真の上部と下部の切りシロは内側に3ミリほど折り曲げるようにして、電話を固定する余白を残します。
③次に、紙コップに円を書き、トイレットペーパー芯が突き刺さるように、カッターナイフで切り取ります。
これで、完成です。
トイレットペーパー芯にi Phoneを差し込んで音楽スタートです。
ここでは、芯にぎゅぎゅと奥の方までi Phoneを差し込まないのがポイントで、i Phoneスピーカーが丁度芯の中間に位置するくらいの緩い刺し方で留めておくのが理想です。
ついでに、紙コップスピーカーを「ハの字」にするように手で気持ち広げましょう。
装着後の、感想としては、「コーラス」もしくは「リバーブ」が軽くかかった様に、音に奥行きが表れ、少しだけ臨場感が生まれる事です。
これで、100円なので見た目はともかくバージョンアップの効果としては、コスパが高すぎます。
行楽シーズン等の、BBQの現場などでこれを用意すると、使い捨てで荷物にならない上に、皆に良く聞こえる便利グッズとなる事請け合いです!
と、話は大きくずれましたが、個人の楽しみ方も、多種多様に別れてしまった今となっては、
「音楽産業が不振」と表現するよりも、音楽の聴取の方法の多様性によって拡散、分散しているので、収益の集散が見れなくなってきた事を悲観的に表現しているだけかもしれません。
「NO MUSIC,NO LIFE.」これは不変のテーマであると信じています。
それから、永らく音楽業界誌として、アマチュアに情報を発信していた「BURRN!」が創刊30周年を迎えて、おめでとうと言いたいです。