2015年4月8日水曜日

ゾディアシリーズ・・・アイアンもウエッジも製造が間に合わないと。数をこなしだすと不具合な事実も増えてくるのだ。

すこし前になりますが、当ブログエントリーにて投下した量産品のゴルフクラブの数々は当たりはずれが多くて、特に残念なギアが多い・・・なる辛口な記述を繰り返した記憶が有るのですが、ようやく此処へきてそんな量産品とは一線を画すような逸品の記述をエントリー化する用意が整ったので、今節の話題としたいと思います。

メーカーサイトより
古くは、NIKEと契約していたころの片山プロや今で言うと最年少で賞金王に輝いたあのプロなど。それ以外にも使用者多数と言った「研磨職人」が作製に携わっている「ゾディア」シリーズ
後者の方は、渡米すると同時にロジャー・クリーブランド監修のクラブにオールとっかえして、その後の戦績は皆さんの方が良くご存じかと思いますが。
ヨネックスの刻印だけのアイアンを使い続けていたら、また今とは異なった環境が待っていたとも思うのですが・・・

とにかくそんな中に合って上の写真のWMFシリーズの50度ウエッジを所有する事になったのが、冒頭にも記した、がっかり量産品との違いをまざまざと痛感させた出来事について触れて行きたいと思ったのです・・・

ショートゲームに絡むギアには金を掛けるのだ!

高額なパターを所有しているプレーヤーは山ほど見かけました。
しかし、「ウエッジ」を高額な?いやもとい、こだわったギアを同時に所有しているプレーヤーは、その数がガクッと急激に減少します。

思うに、私を始めとするアマチュアゴルファーが、グリーンの落とすべき希望する落下地点に「狙って」放てるショットの距離はせいぜい50Yが限界かと思います。
いや、俺は100Yだ!いや150Yだ!とお声が有ると思いますが、それは18ホール中1回かもしくは2回程度だと思います。

いつも行くハンディ0~3のお仲間でも18分の6くらいの精度で後の残りは悶えているケースが多いので・・・

結局、高コストとターゲティングが直接リンクしているとは暴論していないのですが、少なくとも手間暇を掛けて制作しているギアと言う物は、

・自分の狙った通りのタマ筋や落とし所へより操作しやすい
・テンパル様な窮地の局面でも、自分のプレーを助けてくれる回数が格段に多い

こう言った、特典が満載なので有りますよ。

つまりは、ギアの精度が高くウソ偽りの無いタマ筋を繰り出してくれる商品で有ればあるほど、そのミスショットは、自分の構えが悪いであったり、スイングが悪いであったりと言った処方箋をきちんと明示してくれるフィードバック効果が高いから故にそこを精進すると上達する速度が速い!と言う理屈に繋がっていくと勝手に考えているのであります。





打感を気にするプレーヤーは使わない方が良いです!

よくゴルフギアの口コミサイトに「打感」がどうしたこうしたと言った項目をあたかも主要項目にとらまえて記述しているモノを見受けるのですが。
はっきり言って、「ワンオフ」に近いギアと言う物は、打感が良いのは当たり前。

おまけに「打音」に関しても抜群であるのです。(バンド経験者が言うのだから間違いない)

そんな副次的な要素はわたしの中では、評価項目になっていないので、上にも記したように、意図した操作性を担保してくれるギアで有るだけで後はもう・・そらあなた。
他にはもう何も必要ないのですよwww


この曲線のほとんどが、研磨で造り出しているのがほんとすごい。
フェース面のサンドブラスト以外の所も、きちんとミーリング(写真では見にくい)されており、クリーブランド製の「プリント ミーリング」とは全く違いwww 当たり前か
爪が引っかかる深さのミーリングが施されていますよ。

あと、フェースとネックの接合部(屈曲部)のえぐれも削って湾曲を造り出している。
この部分も、量産品との大きく異なる特徴となっているのです。

※※※※

どうも書きちらした感じの様なまま、当エントリーを後にしてしまいました。

このゾディアウエッジのインプレを書きながら、ラウンドへ行ったりあるいは練習へ云ったりと、その性能を噛締めるように使用しては感じ取っていたのですが・・・

どうやらそんな中で、持病のシャンクが再発しだしてorz


装着シャフトが、「ライフル・プレシジョン」のスピナーシリーズを刺しているのですが、調子のよい時はムチの様に「びしぃいい」としなって何物にも代えがたいよい打ち味を演出してくれるのですが、ひとたびタイミングが崩れる日が有ると、待ち切れずにいやはや残念な「シャンク」が顔を出してほくそ笑むのです・・・

そうなると、上述した様な、操作性や所有欲の話などは、信ぴょう性に掛けるなぁ・・と感じていたのが(自分が下手なだけなのですが)、当エントリーが完結をなかなか見せず停滞していた偽らざるその理由なのでありますよ。

そんなこんなで、相対的にはこのゾディアウエッジは満点に近い満足感を持って今現在では「エース」の一員として活躍してくれているわけなのですが、エントリータイトルにも記した「数をこなしだすと・・・」と言う件(くだり)に関しては、どうやらこのベンダーのゾディアが、研磨職人の負担軽減(お一人で製造に当たっている事から来る)注文がさばき切れずに、半分量産対応が出来る新たなシステムに改編する方向へシフトする事を模索している様なのでありまして・・・

となるとですねぇ・・・

皆様良くご存じの「三浦技研」の様な、近隣工場から集散した刻印前の荒削りのヘッドを、「最終研磨」と「刻印」だけ。要するに「仕上げ」を手掛けて、そのブランド製を謳う。

こう言った手法の体勢に変えて行くかもですとよ。

で、今なら正真正銘のご本人様が責任製作した逸品をお求めになる事の出来る最終局面かもしれませんよ!と言うアナウンスを込めてのエントリーであったのでした。

量産は、歩留まりを気にして、少々「質」が劣っていても「はじく」か「流通させる」かは、そこは企業としてのポリシーによる所が過分に有るので、今後のゾディアの動静を良く観察しとこっと!