2015年4月18日土曜日

ロイコレのパーツ売りスプーンとキャロの量産スプーンを適当に比較してみた・・・のくだり

パーツ販売と言いますのは、ヘッドやシャフトはたまたグリップに至るまで全てのパーツがバラバラの状態で販売されているモノをさします。
で、ご自分の好みに合わせてバイキングよろしく、各種好みのパーツをチョイスして自分だけの1本を造って頂く訳なのです。

そんなパーツ販売で手にした「ロイコレ」と普段から普通に大型量販店などで販売されている量産品の「キャロウェイ」のスプーン比較なる打ち比べをする機会に恵まれたので、今回のエントリーとする次第なので有ります。

左:キャロウェイ 右:ロイコレ
ソール面の画像を・・・

ひだりキャロウェイレガシースプーンは、「シャローフェース」で薄くて平べったい印象を受けます。
一方のロイコレPRO TXの方はと言いますと、「ディープフェース」で少々肉厚の固まり感があるシェイプとなっている訳であります。

「ディープフェースとシャローフェースの特徴と違いについて」・・・マーク金井しらべ

それぞれの形状の違いは↑のゴルフパートナーのリンクを参照にしていただけると分かりやすいと思います。

話を元に戻しますと、まぁキャロウェイのスプーンの方は確かにソールを滑らせる感じで払い打つと「チーン」という甲高い金属音がして弾いて飛ばす様な打感のイメージで有ります。

一方のロイコレのスプーンの方は上からしっかり打ちこまないと前への推進力が働きません。
打音の方もどう言うんでしょうか・・・形容しがたいのですが、甲高い音では無く昔懐かしの普通の金属音がします。(よけいわからん)

特筆すべきは、ロイコレの方はフェース面がびっくりするほど柔らかく、私みたいなアマチュアで有れば5回に1回位「真芯」で捉えたとすると、それはもう、すごく柔らかくフェース面で優しく吸いつくような打感を感じる事が出来ます!!

それを受けても、やはりロイコレの方は「ハジキ系」では無く「トランポリン系」かと思います。

「ハジキ系」・・・・フェース面が硬く。硬いからゴルフボールを弾く!と言う理屈
「トランポリン系」・・・・フェース面がたゆむので、一旦ボールを包み込んで、その反動で押し返す作用

ドライバーでトランポリン系で打感が柔らかいと言うのは良く聞きますが、流石に表面積の小さいスプーンとなると、その確率は格段に少なくなると思います。
「技術力の差」なんでしょうか・・

でも、ロイコレはドライバーはあんまりうまくない。
どちらかと言うと残念なギアが多いと個人的には思うのですが。
スプーン以下のユーティリティ等の小ぶりな小さい体積のモノを作るのが上手いと思います。

込み入った小さい空間の溶接が得意な会社なのでしょう。