何を隠そう、私は大好物で有ります!
仕事柄、あらゆる地方へ赴く為に、覗いたショップショップで、ゴルフギアのいわゆる限定品と言うヤツに凄く出会う機会が多いです。
・他のエリアやショップより程度の良い物のお買い得品
・生産数量何本、何千本と言う限定品
これらのどちらのケースにも良く遭遇します。
予算が許せば、それら貴重なギアの数々を出会うだけ購入すると、それはもう結構なテンバイヤー等にひょっとしたら成れるかも知れませんが、そこはそれ、わたしも人並みに使いまわすことの出来る予算が月々決まっていますので・・・
そんな無茶な事は謹んで、眺めて触って試打をしてグッと我慢の子でやり過ごすことの方が多いのであります。
ただ、どうしても我慢ならない余程の場合の時は、虎の子が出動して衝動に無残に負ける事も多々あります。
で、そんなこんなでなんの限定品をゲットしたかと申しますと・・・
「ツアーステージ X-DRIVE GR LIMITED ドライバー」
なので有ります。
このリミテッドブルーバージョンは、生産限定1,000本との事。
しかも、ゲットした際はそれなりのお買い得価格にての入手となりました。
イエローバージョンとの大きな違いとして、
・クラウンカラーが、真っ黒けっけの艶有りブラックとなっております。
つやつやのピッカピカのクラウンは端正な井出達となっています。
黄色バージョンの様なおもちゃ感が少ない所も、ぐっと渋めの大人っぽい造りかと思います。
・シャフトは、ツアーAD-PTシリーズで、往年のシャフトの復刻カラーバージョンです。
DJシリーズの様に捕まりすぎず、DIシリーズの様に逃げ過ぎず。
中調子なので、穏やかにスイングすれば穏やかに応えてくれ、タメてしっかり振る事が出来れば、シャープに弾いてくれるシャフトです。
MTほど一旦暴れ出すと手に負えない事はなく、静かな佇まいでキレのある動きをしその反動もお釣りのこない挙動であると言う印象でした。
ところで気になるその打感や操作性などはどうだ?
クラブ全体のレングス(長さ)が45.5インチと比較的長めに設定されている為に、身長172cmの私にとって少々長く感じられ・・・
ティーアップしたボールと傍にセットしたクラブのヘッドをアドレスした真上から眺めてみると、シャフトがレベルに近い感覚に襲われ・・・
その結果スイングのプレーンの「水平感」が半端無い印象を受けました。
横ブリでは無いのでは有りますが、縦に近いプレーンでは無いので、当然飛球は「強ドロー」に必然となってしまいます。
これを少し嫌がると右肩が下がって手前でダフったりと・・
これは慣れるまでかなりの時間を要すると率直に感じたのです。
であれば、とーぜんながら「真芯」に当たる確率はグッと低くなるわけで、
もうお分かりのように、打感の良さと言うのは、真芯を捉える事が出来てこその感触なので、一人でニヤけるほど効果の長い打感の余韻と言う物はしっかりと噛締める事が出来ませんでした。
スイングのインパクトに関するフォームの試行錯誤を繰り返していた為に、残念ながら操作性に関しての確認などへもステップアップ出来ない事も併せて申し添えますorz
そんな中に合って、数えるほどのクリーンヒットの状況ですが、棒玉がドカンと飛び出してなかなか落下してこない突き抜ける弾道を演出したのは、久しぶりの感触を得る事が出来たと言えます。