2016年12月27日火曜日

おっさんにも分かるように昨晩(までの1年間)の出来事を整理して欲しかったから、自分でしました。

昨晩は、御多分に漏れず自称ミーハーな私としましては23時過ぎ当たりからTVの前で目頭を一人熱くしていたその多くの内の一人なのであります(´Д⊂グスン

丁度丸1年間に渡り各種媒体で、その真意を巡り
推測・邪推・憶測・あるいは取材などその様々な手法を駆使して広く世間一般が取り上げる話題で有り続けた事は間違いありません。


昨晩のTV視聴を迎えるまで、それほど興味も無かった口なのですが、少し人間性を見せる局面が有った事を受け、一体全体事実はだれが知ってるのかしら?
と、
なぜそれを正式に発表できないのかしら?
などと、外部の横やりの素人ながら、今回考察してみようと考えてのエントリーとなったのであります。

筋金入りのファンの皆様や業界関係者の皆様に対して斜め上からモノを申すエントリーではないので、「ふんっ・・・草生えるわ!!」と感じましたら、そっと通過して頂きたくかなり下からモノを申していきたいと考えます。

あと、当然ながら、アクセス稼ぎの為に、時事ネタの熱々を無責任に投下する趣旨とも異なりますので、固有名詞や名称を表現する事は一切控えます。(これで、ボットも何の話やろか???と検索登録にも引っかからないようにするのは少しながらの配慮でありまして)

はてさて、
常々、わたくしは日常の本業としまして、しがないサラリーマンをしているのでありますが、
それなりに下から上まで含めまして、社長と専務と会長以外を除き経験した上でのお話なのですが。
今回の案件をサラリーマン目線から考えた上で、あらゆる情報を読み漁った上で以下に記すような一つの考え方に至ったので、その線で話を進めていきたいと思いますね。

ごく普通の一般的な会社に例えると、今回の件はどのように処されるか?

想像してみてください。

現実的にある、父ちゃんが社長で母ちゃんが専務、男系子息は存在せず、娘が事業部長あるいは営業部長!

こんな会社ごまんとあります。

わたしも若かりし頃は、同様な経営手法の企業に籍を置いていたこともあります。

その事業規模や年商に関しては、地域だけ。あるいは全国区。はたまた海外にも。と規模の大小はさまざまに存在します。

で、
そんな企業経営の社内からもうすぐ勤続30年を2年後に迎えそうな、パワーは少々ダウンしたけど、それをテクニック(技術・要領・経験)などでカバーできる社員さんが集団でいたとしましょう。

「3人寄れば派閥が出来る」と言うのはリアル社会でも大いにあるので、それぞれの幹部は思い思いの社員に愛情を傾注して育ててきました。

もちろん、「投資」もそれに関してかなりのモノをしてきたと信じて疑わないでしょう。

しかし、残念ながら、その幹部の面々は「推しメン」がそれぞれ異なっていたわけでありますね。

事もあろうに、親族ではない有力な幹部がイチオシにする働き手が、自他ともに認める稼ぎ頭になってしまっていたのでありますよ。

ここまではOK?

で、当然
幹部どうしでいわゆる「推しメン」争いをしだすのはどこの会社でも同じ。
それは、自身の権力闘争の血肉にもなって永続的に貢献していくからなのです。
院政を敷けたり色々な効果を期待しての事ね・・

しかーし!

ここから先が違った!

「ラーメン二郎」が厨房内から育った腕利きのあんちゃんを別の市街地に2号店を出さしてください!なる「のれん分け」制度は全くのご法度で有ったわけ。
まぁ、べつにラーメン屋さんでなくてもいいのですが、わかりやすくするタメです。すいません。

となると、

話は少し戻って、
経営者からすると、

成長したから細胞分裂を認める「のれん分け」ではなく
ただのライバルの増加になるだけの
「クーデター」に取られるわけなのですよ。
リアルの会社で独立を画策すると、この二つに大きく別れるのだ。

経営サイドからすると
・社員の大量独立は、社内規定的にNG扱い(実際に書いているか見たわけではないのでここでは推測です)
・のれん分け制度を引いていないのは慣例で分かっているはずなので、クーデターとして判断

一方
社員やそのとりまとめの幹部からすると
・勤続何十年の今まで培った、金脈と商脈と人脈をもってすれば、何とかやっていけるであろう!
・それ以外に、その社に対しての鬱積した何らかの不満などからの解放

だから、どうでしょう

見る人や立場によって、それぞれの観点が異なるので、だれが悪い!かれが悪い!と断定できないので、巷にあふれる各種情報は極めてあやふやなものしか無いのでは。なんて考えたのです。

そう、あえて言いましょう

一番悪いのは、

社を飛び出す決意が事前に漏れてしまった事。
顕在後、少し後戻りしそうになった事。

と、現象面だけに。

一旦、決意したら後は実行あるのみ。で、

ここが、一般的な会社の社員が集団で独立自営に行動を移すのと、自分たち自身が商品になっている時の大きな判断の違いなのでしょう。と勝手に推察。

なぜなら、「会社の看板で仕事を頂戴している」と言う原理原則論をギリギリまで理解していない部分を感じ取ったからなのであります。

個人が会社を飛び出したら、今までの取引先のそのほとんどは、全くの他人に早変わり。
いくら「後押しするから!」「がんばれよ!」と応援されていたとしても、それはそんなに世の中甘くないのはこのブログをご覧いただいている諸兄にならご理解頂けるかと感じます。

ま、その自分を引き立ててくれた幹部を社内紛争から救い出す力になれなくて、逆にその汚名を得意先各社に宣伝されまくられた様な今回の件は、第2第3の同調者を出さないようにするための、いわば一罰百戒で有ったように別の怖さを感じます。

でも、のれん分けを認めていない会社が現に複数名社員を引き連れて独立するとなったら、またそれが未然に防げても、その独立の首謀者達は退席するしか方法が無いようにするのは、当たり前。それぐらいの覚悟が必要であるという事で私なんかは理解したのですが。

公表から1年も晒され、引きずられたとする人たちは・・・

上にも記したように、分裂・脱出とみなされた社員の多くは、程度の差こそあれ猶予もなく退場を余儀なくされるのが現実で。

逆に、1年間も関係各所に対して、「仁義を切る」時間を与えて穏便にフェードアウトするにはこれしか方法が無かったのでないかと考え、非常に大人な対応だと思います。

中には、さらし者的だ!

残酷だ!
などの
どっちを向いているのかわからないような発言もありましたが、新春にぶっ放されたLINE騒動のあの人のあの事務所のその後の惨状をご存じないか?

今回は、うまくソフトランディングするためにどうするのが大人としての最善策かを考え抜いての1年間と言う時間が必要であったと個人的に思うので、あれはあれで仕方ないと思うのですが。

独立を志向する同士に、妻帯者を含めるな!

言わずもがな。
多くを語る必要はありません。

社を飛び出して、同様の業種で旗揚げする計画には、身軽である。とう言うのは大前提。
家族や家庭が有れば、そちらを優先するのは、世の習わし。

という観点から言えば、決起するタイミングが、少し8年ほど遅かったのではないかな。
と考えるのですが。これは個人的な意見です。

これから、リアルの社会で独立志向のある読者の方がもしいらっしゃたら、今回の件は大いに参考になるのでは無いでしょうか?

わたしも、昔は志向しましたが、やはり妻帯者だけ家庭へ持ち帰る分だけ、リアクションが一拍遅いのであります。
で、
そのうちに足の乱れが始まって、気の迷いのある他の連中に「どう思う?」と引き止めバイアスを掛け出すのであります。

勢い=若さ

なのでありますよ。

40を超えたら、少々スピードオーバーすると、たちまち息切れするのです。

締めくくりにひとつ!

一番最後のエンドロールの画像は必要なかったと個人的に感じます。

そうではなくて、最後に本人たちが出てこれないのであれば、8の付く人のTOPがスーツをビシッと着込んで、しかも生放送で短く


「今回お届けしましたように、開始当初よりひとかたならぬご愛顧を賜り、長きにわたり皆様と楽しいひと時を過ごすことが出来るようにと僅かながら努力してまいり、この最後の場で視聴者の皆様へ一言ご挨拶できるようにと図ってまいりましたが、その念願叶わず、皆様にとって誠に不本意にな最後となってしまいました事は、痛切の極みでございます。

今後とも引き続き個別に活動される事があったとしましたら、当社としてもできうる範囲で最大限応援してまいりたいと考えています。

本日は、長時間に渡りお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。」(100%社交辞令よ)

的な感じで締めくくれば、値打ちがぐっと上がったのに、

ほんと、編集がへたくそ!

これに尽きる。