【シャ、シャ、シャンク止めてぇ~!だれか!!・・・のご要望にお応えしまして、僭越ながら私が。図解・写真一切なしでおおくりします。】
【シャンク撲滅委員会結成のお知らせ・・・】
今に至るまで、にっくきシャンクのその定義と発生原因に関して言及してきました。
ここ一番の勝負どころに突如として発生するシャンクは後にも先にもその対応策を知っていれば、自ずと未然に防ぐことが出来、おさらばしてゴルフプレーに集中出来ると言う物です。
シャンクを未然に防止する対応策
◎その1
アドレス時のウイークグリップを今一度見直そう!
ゴルフの経験もそれなりに積んでくる様になると、左へのひっかけが発生しだします。
そこで、左へのひっかけを嫌がるあまりに、知らず知らずのうちにアドレス時のグリップがゴルフを覚えたてのフックグリップから徐々にときほぐれて知らず知らずのうちにウイークグリップになっていくのであります。
⇒これは、先にも記述した様に、アイアン等のヘッドがインパクト時に正常に帰ってこない原因となる開いた状態でのインパクトを迎える最大の要因となるのです。
ヘッドのスコアラインは、目的とするターゲットに垂直に向いていますか?
ハンドファーストは保てていますか?
この、原点回帰ともいえる項目をアドレス時にまずはもう一度立ち返ってセルフチェックしてみましょう!!
◎その2
右手をもう少し有効に使ってみよう!
スイングの向上が有る程度進んでくると、左手一本でのスイングをする事に対する重要性と言うのに気付くと同時にそれを習得すべく右手ごろしよろしく、右手をただ単に添えるだけのスイングとなってくるのは中級者以降のスイングとして皆さん歩んでくる道かと思います。
左手一本でのスイングの弊害と言いますと、やはりヘッドがインパクト時に掛けて帰ってくる様なスクエアになる動きが甘くなる。と言いますかフェースローテーションが出来なくなった時に開いてインパクトを迎える弊害が多く発生します。
⇒あなたのその右手!おざなりになっていませんか?
初心者のゴルフを覚えたての頃は、右手が真っ先に働いて内に行く動作で良かったのですが、スキルアップと共にスイングの主役が右手から左手へと移行する間にいつしかフェースが開いてインパクトを迎えることに気付かなくなってしますのです。
右手の役割をもう一度思い出して、そのスキルになれば、右手が出しゃばるような使い方もせずに、コントロールできる様になっているはず。
もう少しだけ、フェースターンを意識し直して右手を少しだけ動かすようにしてみましょう!!
◎その3
インパクト時のヘッドアップと右ひざロックに気をつけよう!
体が開いて、シャフトが寝た状態でシャンクを迎える原因の最大の一つが、ヘッドアップと右ひざの左流れにその大きな原因が考えられます。
⇒ヘッドアップは、自身で気をつければ大丈夫ですが、右ひざがインパクトに掛けて飛球線方向に流れるのは、これは誰かほかにチェックしてもらう必要がありますので、お仲間もしくはコーチか師匠か・・・
他人の監視に頼んでの練習をお勧めします。
インパクト時に右ひざをグワット後ろに引き下げる事で強制的にシャンクを防いでいたUSPGAのツアープロもいましたが、素人にはその仕草は不可能ですので、お勧めしませんよ。www
◎その4
しなるシャフトを使うのをやめよ!
私が、シャンクと出会ったのは、いや、厳密に言うとシャンクが出現し出したのは、何を隠そう「モーダス 3」のシャフトを使用し始めてからなのであります。
アイアンに限定した事なのですが、今までダイナミックゴールドのシャフトを使用していた時は全く出現しませんでしたが、モーダス3にシャフトを変更した途端にシャンクが現れ出し・・・
シャンクと言う現象がどういったものかを頭で理解し出すと、もう連鎖が止まら無くなります。
アイアンショット時に於いて、「タメ」と言う物がキープできないへたくそな私にとって、そのコンマ何秒かのしなる最中の遅れと言う物がヘッドのそっくりかえりに体が我慢できなくなっていたものと思われます。
⇒軽くてしなるシャフトを使ってからシャンクの出始めた諸兄は、しなるシャフトを一旦置いといて、再びダイナミックのシャフトに回帰してみるべし。
ハーフウエイダウンからのシャフトのしなりを「タメ」として我慢が出来る訓練を経てそれが体得出来てから、モーダス3等のシャフトを使うとよろし。
あとは、シャフトが寝て入るとかグリップエンドを右太ももに刺すイメージが強すぎるとか、何点かシャンクに関する原因が有りますが、それらは、意識の改善で克服できることなので、シャンクが出ないぎりぎりの折衷案でスイング改造に勤しまれると良いかと思います。