2016年1月26日火曜日

自分がスライサーかそうで無いかの判断は、キャッチボールで一目でわかる!

ほんとに根拠も定かでないお話をひとつ

[自分がスライサーかそうで無いかの判断は、キャッチボールで一目でわかる!]
について・・・

”長年スライスに悩まされていて、毎年毎年、ゴルフクラブとりわけドライバーを頻繁に買い替える!”
この様な諸兄はいらっしゃいませんでしょうか?

若くして、野球小僧であった私の経験則からモノを申しますとですねぇ・・・

ボールを投げる際のいわゆる「球筋」(タマスジ)というやつで、本来的に、「内野投げ(野手投げ)」か「投手投げ」かの二通りに大別されるのであります。

わがトラ吉の投手で例えまするに・・・

野手投げ⇒鶴投手


ご本人も自認する、自他ともに認める「シュート回転」の球筋を持った現在29歳の阪神の投手です。

投手投げ⇒藤川投手


皆さんご存じ、今シーズンから再び阪神へカムバックした藤川球児投手の投げる球が「まっすぐ回転」「カーブ回転」のきれいなタマスジなのであります。

で、

それがどうしたと言われそうなので強引に話を前へと進めますが、

人間は、本来本能のままにボールを投げると、そのタマの回転方向がおのずと分かれるのが常なのであります。

野球の場合は、
「シュート回転」=コントロールが良い投手になる可能性がある

一方、
「カーブ回転」=速球に威力があり、ストレートが走る球を投げることができる

と言った、大きな特徴を持っているのであります。

もちろん、練習を重ねるにつれ、自身が目標とする持ち球に変更させていく事は可能な事なのですが・・・

ここで書きたいのは、本能で投げた時の不思議と球筋が二手に分かれる事を、アベレージゴルファーのしかも長年スライスに悩んでおられる方に、是非一度キャッチボールをしていただいて、
自分の球筋が「鶴タイプ」か「藤川タイプ」かどちらなのか調べてみるのもスライスを改善する基本的な道しるべになるかも知れませんよ!と言うお話なのです。

タマスジ別 体の使い方の違いについて・・・

なぜ、無意識下でキャッチボールをすると、球筋が自然と二手に大別されるのか?
について、またその体の使い方の癖について少し触れてみたいと・・・

シュート回転・・・ほとんどのアマチュアがそうであるように、お友達をキャッチャーよろしく18M弱離れて座らせた所へ無心にボールを投げ込むと、投手から見てボールは右のほうへスライド(流れていきます)右バッターよりに球が流れていきます。

この時点で、まっすぐか、もしくは何度投げても(ここ大事!)球が左にしか流れない方は、このエントリーはここまでで読まなくても、もう大丈夫かと思います。

さて、なぜそうなるのか???

ボールの握り方はわかっていると一応ここでは設定しておきます。
で、
体の使い方なのですが
まず、
①振りかぶって足を上げていく際に、左肩がもう開きかかっている
②同じく股関節左側のももが、開きかかっている
③右に体重を乗せた時に体のねじれが少ないまま投げる動作に入っている
④振りかぶってから一貫して右ひじが三塁方向に斜めに倒れている(右投げの時)
⑤リリース後の左足の着地地点が投球方向より一塁側へ左に着地している(左のつま先がさらに一塁ブルペン方向に向いている・向きかけている)
⑥投げ終わって、体が一塁ブルペン方向へ全体的に流れていく

・・・・・

ここまで書いて、賢明な読者の皆様はお気づきでしょうか?

そうです!!

ドライバーのティーショットとまったく同じ悪い癖なのです!

結局、良いピッチャーと言う人は、開きや踏ん張りや流れそうになる体をすべて我慢する訓練を積んでいるので、威力のある速くて重い球を投げる事が出来るようになるのです。

わがアマチュアのシューターは(シュート回転の人)は、球が体から離れる瞬間、右脇が体から離れて、なおかつ体から遠く離れた右ひじが更に伸びた状態でボールのリリースの動作に入ろうとするのです。

が、

回転の良い投手は、右ひじから先行して打者の方向に向かって、右ひじは緩く曲がったまま、最後にムチのようにしなって投げることが出来るのです。

完全に、ゴルフのティーショットと共通する点がありませんか?
私は、共通すると勝手に思っています。

前傾しているか、骨盤を立てて垂直にしているかの姿勢の違いで、ボールが右回転で流れる原理はほとんど同じであると考えているからなのであります。

あと、右ひじの使い方に関しては、手塚 一志氏の著書を読めば、そのメカニズムがかなり理解できると思いますので興味のある方は是非!